2023年夏、「文具女子博 学園祭 in 仙台2023」での開催を記念して、

立ち上がったプロジェクト「文具女子博 文具のアイデアコンペティション」。

工大サミット参加大学の学生から沢山の応募をいただき、ついに各賞が決定いたしましたので発表いたします。

 

「文具のアイデアコンペティション」詳細についてはこちら

 


挨 拶

「文具のアイデアコンペティション」は、工大サミット参加大学(9大学)を横断した取り組みで、工業大学での学びとアイデアをカタチにできる非常に有意義な企画でありました。
応募作品はどれも学生らしく発想力が豊かで、見た目もかわいらしい作品が多く、学生達がまさに未来のエスキースを描いてくれました。
今後もこのような、学生が創造力豊かに表現できる取り組みを継続していきたいと思います。

 

東北工業大学
学長 渡邉 浩文

 


大賞

作品名「まるちなみかん」
東北工業大学 建築学部建築学科 4年 鈴木優芽さん (Yume)

 

   

審査委員長コメント
文具女子博の来場者・出店各社から圧倒的な支持を受け、得票数が最も多かった「まるちなみかん」が大賞に決まりました。
「カワイイ」の王道であるフルーツをモチーフとしたところまでは比較的平凡な発想ですが、様々なフルーツの中からみかんを選び、その構造の特徴、すなわち「果皮に包まれた分割されたパーツ」を、「複数のミニ文具を一つにまとめて携行できる」という機能と結びつけたところが秀逸だと思いました。皮をむくときの「ワクワク感」もポイントです。

受賞コメント
この度は大賞に選んでいただきありがとうございます。
今回の作品は、小さい頃から身近な文具だからこそ「わくわく」を軸に考えました。
普段学んでいる分野とは違いますが、使う人を想像するという点は共通していて、アイデアを考えるのはとても楽しかったです。
これからも「わくわく」してもらえるものづくりを分野に問わず挑戦していきたいです。

 

優秀賞

作品名「まち針コーン」
大阪工業大学大学院 ロボティクス&デザイン工学研究科 1年 碓井厚希さん (あつ)

   

審査委員長コメント
大賞の次に得票数の多かった作品「まち針コーン」が優秀賞に決まりました。
造形の洗練度では断トツだったと思います。大賞の作品同様に、「カワイさ」と機能のバランスが絶妙です。たしかにトウモロコシの粒のかたちって待ち針みたいにつまんで持つとしっくりきますよね。複数セットを磁石で繋げられるとか、収納後に戻し忘れた針がないか確認しやすいなど、細かいところもよく考えられています。

受賞コメント
この度は素晴らしい賞を頂き、誠にありがとうございます。
「かわいい文具,未来の文具を描こう」というテーマに対し、かわいいとは?未来とは?と最初は悩んでいました。
そのような中で「コーン」の見た目の可愛さ、形状が持つ機能性に気づき、そこから「まち針コーン」のアイデアが生まれました。
少しでも皆さんの共感を得られたのならとても嬉しく思います。また、アイデアだけにとどまらず商品化も考えていきたいです。

 

文具女子博特別賞

作品名「しゃべるテープのり」
東北工業大学 建築学部建築学科 4年 髙橋りおさん (いくらごはん)

   

審査委員長コメント
文具女子博実行委員会から好評を得て、「しゃべるテープのり」が選ばれました。
テープのりとのコミュニケーションという思いもよらない方向からのアイデアに不意を突かれました。テープ上にメッセージを表示することで、「残量不足の警告」という合理的な目的だけでなく、紙を貼り合わせるまでのほんの短い間の「会話」によってユーザーを元気づけるというのは非常に独創的なアイデアです。文具を愛する人ならではの、ある意味非常に「文具女子博的」な提案だと思いました。

受賞コメント
この度は文具女子博特別賞を頂き、誠にありがとうございます。以前から感じてたことですが、
テープのりを使っている際に、急にのりが無くなってしまう場面が多々あります。
「テープのりが残量を教えてくれたらいいのになぁ…」と思い、これを考案しました。
たとえ文具であっても、ねぎらいの言葉や名言で元気が出たりしますし、心を楽にしてくれたりもします。そんな文具を目指しました。

 


審査委員長 総評

「文具のアイデアコンペティション」に、工大サミット参加大学から多くの学生の応募があり、審査員一同、大変うれしく思っています。
応募作品は、かわいい外観で使うたびに楽しくなるようなもの、利便性を追究して新しい機能を備えたものなど、どれも文具ファンの心をくすぐるものばかりでした。中には文具の新たな可能性を感じさせる独創的なアイデアもありました。

これらの応募作品の中から、8月3日(木)から6日(日)に開催された【文具女子博 学園祭 in 仙台2023】の来場者と出店各社による人気投票を経て、文具女子博実行委員会審査員による最終審査を行い、大賞、優秀賞、文具女子博特別賞の入賞各1点を決定いたしました。

全体を審査して、応募者のみなさんの文具への「愛」も強く感じました。文具は私たちの日常生活を支える大切なツールです。これからも、みなさんのアイデアで文具の可能性を広げてほしいと思います。

最後に、入賞されたみなさん、本当におめでとうございます。今後の活躍を心より応援しています。

 

審査員長
東北工業大学ライフデザイン学部産業デザイン学科
教授 梅田弘樹

 


文具女子博実行委員会 総評

文具女子博は、“文具好きが最高に楽しめるイベントを!”を合言葉に2017年にスタートした文具の祭典です。
私たちは文具が持つ機能性だけでなく、見た目のかわいらしさや使いやすさにも着目。さらには文具の新たな楽しみ方を提案し続けています。

この度文具女子博としては初の産学連携の取り組みとして「文具のアイデアコンペティション」を実施しました。

簡単に総括すると・・・

どの学生さんのアイデアも非常に発想が豊かで驚きました。

しかもどの作品もデザイン性が高い!
文具女子博の“世界観”である「かわいい!」や「ときめく!」を具現化した作品が想定以上に集まり、
学生の皆さんが「文具女子博」についてとてもよく考えてくれたのではないか?と感動しました。

学生の皆さんの、自由で柔軟な発想ならではの「痒いところに手が届く」ようなアイデアから、
デザイン性を徹底的に追求した応募作まで、どれもこれも目からウロコな発見ばかり!
また、パッと見で思わず「かわいい!!」と声が出ちゃうような応募作品もあり、スタッフ一同非常に楽しく審査させていただきました。

「文具のアイデアコンペティション」をこんなにも楽しい取り組みにしていただけたのは、何よりもご応募いただいた学生の皆さんのおかげです!

改めて感謝申し上げます!!

あなたのアイデアがいつか商品化されることを願って…

 

文具女子博実行委員会
スタッフ一同